愛するということ

最近よく好きってなんなんだろうなって考えます。
ゲイの恋愛事情ってすごく特殊だと思うし、弊害も障害もとてもいっぱいある。
結局、結婚や子供を産むってゴールがない分、一緒にいる楽しさとか、
好きって感情とか、信頼とかでしか繋がりを持てないってことが、恋愛を難しくしてる大きな原因なんじゃないかなって思います。
だからこそ、
シンプルに考えれる。
俺たちは、こんな世界の中でも二人でつながっていられるくらい愛し合っているんだって。
それくらいのロマン求めてもいいんじゃないでしょうか。
だっていっぱい苦労して、悩んで、つらい思いしてるをお互い知っているから。
どんなにクールな顔をしていても、どんなにモテてようと、ゲイは必ず心に傷を抱えています。
どうせこんな世界なら、人生一度きり、全力で楽しみましょうよ。
周りがどう思おうと関係ないから。
お互いに愛し合って、依存し合って、傷を埋め合う恋。
とてもいいですよねキラキラした感じ。
もちろん私もそんな恋にとても幸せを感じられることも知っています。
そんな恋愛したいですよね。知ってますよ。人一倍愛されたい自分が心にいることを。
ちょっとここで、そんなロマンチックな世界から一度帰還して冷静に考えてみましょう。
あなたは、今まで生きてきてそんな恋愛をしたことがありますか？
もしあったとして、うまくいきましたか？
答えはNoだと思います。
そのような恋愛は絶対うまくいきません。
なぜなら、
恋愛には、「追いかける人」と「追いかけられる人」が必ず存在するからです。
恋愛が成功するか失敗するかのポイントは、この「追いかける人」と「追いかけられる人」が
それぞれの立ち位置でその役割を果たしているかが重要になってきます。
そのバランスが無意識でも意識してでも、保たれているカップルは長く続くし、
精神的にも安定しているとてもいい関係を築くことができます。
それが俗に「相性」と言われているところです。
ここで一旦自分を振り返ってみましょう。
あなたはいつもどちら側の立場で恋愛していますか？
どちらが悪い、良いということもありません。
変える必要もありません。
上手くいった恋といかなかった恋を振り返って、
今後の恋愛に役立てていきましょう。
恋愛における、「追いかける人」と「追いかけられる人」の立場は、
１、２回会った頃には形成され、恋愛力における力関係で決まります。
恋愛力とは、ルックス、余裕の有無、その他スペック、など多くの要素がありますが、
一番大きな要素は相手の心をつかむ力です。ルックスに大きな差がある人同士が
付き合っていたりするのは、この相手の心をつかむ力が大きく関係しています。
一度決まってしまった立場を変えるのは大変ですが、恋愛力が相手を上回ることで、
立場が逆転することもあり得ます。
「追いかける人」は恋愛における立場が比較的弱い傾向にありますが、
その分、幸せの感じ方は大きいです。
あなたがどちらの立場で恋愛をするかはわかりませんが、「追いかけられる人」をになることが
恋愛を成功させる秘訣かもしれません。
「追いかけられる人」が恋愛の主導権を握っているからです。
では、それぞれの立場を見ていきます。
「追いかける人」
追いかける人は、恋に盲目になり相手のことが好き好きで好きではたらなくなります。
恋する自分はとても心地よく大きな幸せを感じます。その分切なさと寂しさ、辛さも大きく、
気を付けないと「追いかけられる人」に逃げられ、深い傷を負い、立ち直れなくなったり、
どうしようもなくなってしまいます。行き過ぎるとストーカーですね。
例としては、「こんな好きになったのはじめて」「この人以上の人はいない」「大好きすぎて死にそう」
ってなっている人です。
こうなっている人は、頭の中は彼のことでいっぱいで、どうしても連絡してくれないんだろうとか
本当に自分のこと好きなのかな？とか次いつ会えるのかなって、考えてしまいます。
執着や依存に近いです。
恋愛に悩んでいる人の多くはこちら側の人だと思います。
この恋愛の主導権は、「追いかけられる人」にあり、
「追いかけられる人」のあなたへの気持ちが全てを決めます。
あなたは、好きになってもらおうと努力するでしょう。しかし、どれだけ努力しようと
相手の器しだいです。相手が意図的にあなたを追いかけさせている場合、比較的長く
この恋を続けることができると思います。
しかし、最初の恋愛力で自然に立場が決まってしまい、その延長で相手が無意識に
あなたを追いかけさせている場合、その恋愛はすぐに破たんします。
その亀裂はすぐに感じとれるでしょう。
相手からの連絡が少なくなったとか、会う回数が減った、外出が減った、
一緒にいても楽しそうじゃないなどです。
一旦このような亀裂が入ってしまった場合、盲目に追いかけてきたあなたは、なすすべなく、
今の関係性のままで関係が存続することはほぼありえないです。
こうなったときの選択肢は３つしかありません。
このまま追いかけ続けて、恋愛が破たんするのを待つ。
傷つく前に潔く別れる。
立場を逆転させて相手を追いかけさせる。
といっても、こんな状態から追いかけさせるのはすごく大変です。
しかし、本当に相手のことが好きなら頑張れるはずです。
「追いかけられる人」
無意識で追いかけられている人はそもそもこんなブログ見てないと思うので、
「追いかけられる人」になるにはというテーマで書いていきます。
ここまで読んできて、みなさんがしたい恋愛は、「追いかける人」ではなかったですか？
盲目で追いかけられるのは幸せです。では、相手に自分を追いかけさせてあげることが
本当に相手の幸せを考えている本当の愛じゃないのか？ってことです。
追いかける幸せを相手に感じさせ続けてあげる。それこそは本当に愛するということだと
私は考えています。
知ってましたか？
追いかけさせてあげるのは追いかけるより何倍も難しくて力がいることだと。
これは、本当に相手のことを愛していないとできないです。
じゃあどうやって追いかけさせるの？って話なんですが、
大前提として、「人間として自立していること」ってのがあります。
一人でいても大丈夫にするってのが相手を追いかけさせる第一ステップです。
まずは趣味を見つけましょう。自分を磨きましょう。自信を付けましょう。
やれることは全部やりましょう。
そうやって自分磨きに打ち込み、一人でも大丈夫！ってなったとき、
相手を追いかけさせる準備が整います。
もし追いかける恋が破たんしそうで追いかけさせたいなら、
準備が整うまでの間あなたは、一度も相手に連絡をしてはいけません。
準備が整うまでどれくらい時間がかかるかわかりませんが、
関係はあいまいなまま残しておき、準備を進めましょう。
準備が完了したとき、まだ連絡がないのであれば軽い感じ一度連絡してみましょう。
会ったとき、進化したあなたを見ると彼は衝撃を受けるはずです。
その衝撃がチャンスです。
態度はそのままで、会ったときに自分から手を出すのをやめましょう。
相手が求めてくるのを待ちます。
求めてきたら素直に答えてあげます。
会っても長居は禁物です。
お互いの緊張感が抜けきる前に帰りましょう。
その後相手から次の誘いがあるまで待ちます。
準備が整ったあなたは、一人でも平気なので無敵です。
１か月待ってそのまま連絡がなかった場合、もう一度こちらから連絡してみます。
それでもだめならあきらめましょう。
しばらく時間がたってふとしたとき相手から連絡があるかもしれません。
「あわよくばな人」ってマークを自分で決めてＬＩＮＥの名前の横に着けときましょう。
そして、次の人を見つけましょう。
追いかけさせる際のポイントは「好きの出力を調整する」ことです。
余裕をもって相手がなにを考えているのかを見極め、好きを募らします。
寂しさをうまく利用しましょう。なんで好きっていったのに連絡がこないの？
あ！やった連絡がきた。と相手の心を揺さぶりましょう。
そうやって常に新鮮さ、恋の楽しさを与え続け、好きでいさせ続けてあげる。
これが本当に愛するということだと思います。

セックスから始まる恋をしてみる

はじめまして坊やです。
これまでの経験を元に、色々なことに悩んでいる、ゲイセクシャル・バイセクシャルの方へ、人生は楽しくできる！ってことを伝えたくて、ブログを書くことにしました。
ぜひ参考になれば幸いです。

一発目にいきなりハードなテーマを用意しました！
「セックスから始まる恋をしてみる」です。

あなたがゲイであるならば、出会い系アプリや掲示板の存在を一度は目にしたことがあるでしょう。匠に使いこなしている人もいるかもしれません。
「なんか怖い・・・」とか、「どうせやるだけだし、いい出会いなんかない」とか「やったら負けだと思っている」などの理由で使っていない人もいるでしょう。

そんな方へ、これだけは言えます。使うのはタダです。会いたくなければ会わなくてもいいし、ヤるだけの関係が嫌ならヤることが目的の人を次々ブロックしていくこともできます。食わず嫌いで使わないのはもったいないです。

世の中もLGBT認知の方向へ動いてきてはいますが、まだまだ表立って公言できるほど優しい世界ではないですよね。特に学校や会社など替えの聞かないコミュニティーは、最新の注意が必要になります。
でも、やっぱり愛されたいし、恋もしたい。もちろんやりたい。ゲイであることを受け入れている、いないの違いはあるにせよ、人間、人肌は感じたくなるものです。付き合い方はもちろんあなたの自由です。
一歩踏み出して、周りにバレない出会いからスタートしてみましょう。
「ゲイであること」というテーマはまた別の機会に書きます。

さて、前置きが長くなりましたが、今回のテーマは、アプリや掲示板での出会いが一度きりの関係になってしまい、２回目につながらない。結局やって終わり。こんなんばっかりで恋人ができないって人に、ちょっとしたコツで相手を恋人にする方法を伝授します。

自分のタイプの人をとりあえず恋人にしてしまおうってことなんですが、自分に自信がなかったり、１回で終わったり、そんな簡単じゃねーよ！って思う人も多いと思います。
そんなことないですよ。
それはただあなたが目の前の相手を恋人にしようと思っていないだけです。
アプリには多くの人がいるし、掲示板には多くの書き込みがある。そんな中であなたは、「タイプだなぁ、自分には恐れ多い」とか「この人で失敗しても次の人探せばいいや」とか「今この瞬間が楽しければいいや」とか、「とりあずヤッてから考えよう」とか「いい感じだし、相手からアプローチしてくるだろう」とか、「もっといい人がいるかも」とか思っていませんか？

だから恋人ができないんです。
恋人がほしい人同士で会って会話も弾んで楽しかったのになぜか次会うことはなかった。とか。
お互いに次があると思っているから、結びつかないんです。そういう方々は、「いい出会い」を求めて１回限りの関係を重ねて「彼氏ができないです・・・。」「いい人がなかなかいない・・・」と言い続けます。

本当に彼氏がほしいならそれを辞めましょう。
目の前の人を見て、この人といて楽しいとか落ち着くと感じたらその人以上の人はいないんです。その人を恋人にしましょう。それが第一歩です。

では、恋人にする方法を考えましょう。
「初めて会ってご飯を食べてヤッて帰りました。」

・・・うん楽しかったね。
これで終わります。

そうではなく、
初めて会いました。（結構タイプかも）
ご飯を一緒に食べました（話てて面白い、恋人にしよう）
家に行きました。（１回で終わらせたくない）
ここまで整ったらもう恋人の目を撒きます。
一言
「今日は楽しかったね。一緒にいるだけで幸せだった。
好きになっちゃいそうだよ〜。」
といってキスなんかしちゃいましょう。
これだけで恋人になる確率はぐんと上がります。

「好き」って言葉は、恋人がいないゲイにとって魔法のキーワードです。
「セックスをしたい」って言葉を遥かに凌駕します。
ヤるのはいつでもヤれるけど、本当の意味で自分のことを「好き」っていってる人はそうそういないもんです。
たとえ、遊び慣れてそうなイケメンでも、好きと言われればコロっと落ちてしまったりします。
異性愛より、セックス機会は満ちているかもしれません。しかし、満ちているからこそ「好き」って言葉を忘れがちで、言わなくてもことが済んでしまうのです。
「好き」といっていい雰囲気なればあと一歩です。ベッドの中でもキスを終えたあと見つめ合いながらでもいいので、「俺のこと好き？」って聞いてみましょう。
「好き」と言ってもらえたのであれば、それはもう恋人への入り口に立っています。
相手は、「好き」って自分で発言することで「あ、俺この人のこと好きなんだ！」とふわふわしていたものが定着します。

家に帰ったあとも、「俺は好きな人ができたんだ」。とお互い思うでしょう。
そうなると２回目以降会うこともトントン拍子で進んでいくもんです。
できれば、１回目会ってからすぐに２回目の予定を決めて置くといいですね。
３回目まで続けば、それはもう恋人のような人になっているでしょう。
白黒つけたいのなら、様子を見て俺たち付き合っているんだよね？と聞いてもいいですし、そのままでも十分にこの人といて幸せと感じることができるでしょう。

どうでしたか？
意外と口に出して「好き」と言ってない人が多いのではないでしょうか？
ゲイの世界では好きになってから付き合うという流れはとても少ないように思います。
だからこそ、いいなと思った時点で好きと言い、好きと思ってしまいましょう。